ビュウリックス筐体を作ってみた パート3
いやー参った。何が参ったってここ↓に載ってるサイズの材料を探しに行ったが
http://www.donovanmyers.com/2009/06/vewlix-te-complete-guide/
どこのホームセンターにも置いてない。基本的に3/4インチMDF板で製作するみたいなので一番近い18mmのMDF板を探しに駆けずり回ったがどこも最大で15mmのものしかない。通販という手もないではないが、1800×900のサイズで4枚も送ってもらうと重量が60kg近くになりと送料が半端ないことになるし、気軽に買い足しもできない。仕方がないので15mmMDF板を近くのホームセンターで購入。1800×900サイズで2500円。これを4枚かって10000円也。これで筐体の構造を作っていきます。MDFってのはこういうやつ→
http://www.sakuma-mokuzai.com/eco_board_mdf.htm
さて、製作するビュウリックス筐体
は主に3つの部分から構成されている。筐体全体の基礎となり本来ならコインや基板(今回はPCやPS3)を収納するベース、モニタやスピーカーを支える側板(&上部アーチ)、そして天板&コントロールパネルだ。
今回は基礎となるベース部分から製作していく。と言っても、直線部分だけで構成された板だけで出来た単なる入れ物なので、超簡単。ホームセンターで1カット50円×8回で板を切ってもらったので、あとはそれを木工用ボンドで組み上げるだけ。
さすがにそれだけだと強度が心配なので3cm角の垂木を中に仕込んで(※1)細ビスでビス打ち(※2)(※3)する。まあボンドだけでもわりと強度はあるが。
しっかりした構造物ができたら仕上げに入る。廻りは黒く塗りたいが塗装は時間がかかって面倒だしそもそもMDFはあまり塗装向きではない素材(※4)だ。カッティングシートは貼るための道具(スクイージー)さえあれば誰でも貼れるのでオススメ。今回は黒のカッティングを貼ることにした。
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てっぺんはどうしよう。MDFそのままではただの厚紙であってジュースなどを零すとその驚異的な吸収力ですぐダメになってしまうだろう。カッティングを貼っても弱すぎる。今回はたまたま半端材のアルミ複合板(※5)が会社に捨ててあったのでそれを使うことにした。そういう便利そうなものが無ければ塗装でもいいんじゃないでしょうか。
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で、完成したのがこれ。↓
今のところ上が白(※6)で周りが黒のただの箱なんですが、母親にはやけに好評でした。いずれビュウリックスに化けるとも知らずに… これがブラストシティ購入&搬入だったらこうは行かなかったでしょうね。
次回はかっこいい形の側板を作っていきます。
※1 MDFは要は硬めの厚紙です。木口に直接ビス打ちすると木口から割れるのでやめておきましょう。ビス打ちはMDFの面同士かMDFの面と垂木のビス打ちになるようにしたほうが懸命です。
※2 ビスの長さには注意しましょう。ビスの先端が飛び出ると危険です。
※3 まさか普通のドライバーでこれらの作業を行う気ですか?電動インパクトドライバーを借りるか買うかするべき
※4 何でも綺麗に色を載せるには5回ほど重ね塗りをしないといけないとか
※5 屋外看板やパーティションに使用される建材。軽くて加工しやすいスグレモノだが、家具に使ってるのは見たことないな…
※6 青いのは保護用のビニール