趣味とダイエットの記録

趣味はたまに変わります。今はDIY

ビュウリックス筐体を作ってみた(自作VEWLIX)番外編その1 「ゲーセンの椅子」を買う!

お久しぶりです、お待たせいたしました。関東・甲信が我らが北陸の代わりに大雪でえらいことになっている昨今、皆さんお元気でしょうか。

「あまり休むことなく更新したい〜」などとのたまっておきながら4ヶ月が経過しましたが、その間マイライフのほうにちょっと動きがありまして、まあ普通に転職したんですが3ヶ月間の見習い期間も終わり、なんとか新しい職場環境に馴染めそうであります。上司は優しいし仕事は今のところきつくないので、これを機に放置気味だったこのブログも一週間に1〜2回ぐらい更新していくようになると思います。…と思います。

放置気味の間もアクセスがあまり落ちることがなく、のべ10000人を突破したようですが、ブログ定期巡回の方々におかれましてはブログを更新しないことを非常に心苦しく思っていたことを告白いたしまして言い訳に変えさせていただきます。m(_ _)m

さて、今日は番外編と称しまして「ゲーセンの椅子」購入記をお送りいたします。現在本編更新の準備を進めておりますのでそちらのほうはもう少々お待ちくださいませ。それではどうぞ〜

 

 

 

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思いつきで作りはじめた筐体はなんとか形になってきた。古今東西、机があればその高さに合わせた椅子はセットである。筐体はほぼ寸法通りに作っているのだからプレーの再現性を高くするには専用の椅子が必要だろう。

 

そう、ゲーセンの椅子である。お世辞にもすわり心地がいいとは言えない硬い座面も、夏場に素足が当たると冷やっとするステンレスの脚も、あの椅子に座ることによって生まれる独特のプレー姿勢も、思えばゲーセンっぽさに大きく貢献していることは間違いない。

 

さて、どうやって手に入れようか。作るのか、買うのか。苦労して自作できないこともないだろうが、どうせ数千円だしそこまでする理由も思いつかないな。

 

よし買っちゃおう!早速"ゲーセン 椅子"で検索だ!

とググってみたはいいが、なんと初手からつまづくことになった。

 

https://www.google.co.jp/#q=ゲーセン%E3%80%80椅子

 

上の検索結果を見るとわかるが、ゲーセンの椅子が買えるサイトが見当たらない。Vewlix 椅子で検索しても同じだ(ちなみにトップページの椅子は注文できなかった)。

 

ならばヤフオクだ!と検索してみても、あの椅子となるとほとんど見当たらないのである。

http://auctions.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=ゲーセン+椅子

 

ゲーセン椅子ってあんなにゲーセンに置いてあるのに、個人向けには全く流通していないのだ!これは完全に予想外の事態だった。だがネットショップでポチッと買えなくても、直接椅子を卸している業者に聞いてみたら意外になんとかなるかもしれない。敷居は確かに高いが、あなたの椅子が欲しいんだ!という情熱は担当者の心をうち、そういうことなら…と譲ってくれるかもしれない。いや、そうするのが人情だろう。

 

椅子をゲーセンに納入している業者のWebページから「おたくの椅子を1個だけ売って欲しいんだけど」とダメ元で聞いてみた。ダメだった。ああいう椅子は大量にストックするタイプの椅子で、ゲーセンに納入するときは4脚とか6脚で1セットらしい。「どうしてもというなら梱包を解いて1個で売れないこともないが割増料金と再梱包料をください」とのことで、これは保留させていただいた。支払いが定価の倍になっては折角の情熱もひるんで回れ右してしまう。

 

どうしよう。椅子の値段と同じだけの割増料金と再梱包料と送料を払ってそれを手に入れるべきか。うーむ…

 

悩んだ結果、オフィス家具の中古屋を回って探してみることにした。価値以上のお金を払いたくない!と考えたからだ。こうなったらこれはケチではなく自分自身の意地とか意固地の類である。

 

休日を利用して金沢市とその周辺のセコハン市場はすべて回った。オフィス家具ののらくろ野々市市のそれは魔窟である。オススメ)、ハードオフ・オフハウス、意地になってセカンドストリートまでまわった。

しかし目的の品が見つかることはなかった。金額に換算すると3万円くらいの時間を無駄にしてしまった。これを経済学的な用語でサンクコストという。

 

ここまで来て引き下がれない私はもう一度Webで調べてみることにした。検索ワードを変えてしらみつぶしに徹底的に探すのである。「アミューズメント」「チェア」「スタッキング」「スツール」それに「筐体」「ゲーセン」「椅子」あたりを2,3個組み合わせてショッピングサイトをくまなく見て回った。

 

するとどうだ。これこそ灯台下暗しというのだろう。求めていたものは楽天にあったのだ。(つづく)